美しい地球環境を次世代に引き継ぐことは私たちの使命と考え、環境保全活動にも注力しています。エネルギー効率の高い設備の導入など店舗環境面に加え、小売という事業特性を生かし、来店されるお客様とともにできる活動にも取り組んでいます。

H2Oリテイリンググループ 環境方針

地球環境貢献活動を実施するにあたっては、当社グループ行動規範に則って、以下にかかげる地球環境の 保全に資する活動を推進していきます。

環境マネジメントの構築

事業活動により発生する環境負荷を低減するため、環境マネジメントの推進体制を整え、以下の項目について、独自の数値目標を設定し、その達成に努めます。

 

  • CO2排出削減、省エネルギー・省資源
  • 廃棄物削減とリサイクル
  • グリーン購入

環境保全活動の推進

事業特性を活かして、環境問題の解決に資する活動を推進していきます。

 

  • 環境に配慮した商品及びライフスタイルの提案
  • 地域社会と連携した環境保全活動
  • 森林・水資源の保護など、自然保護活動

啓発活動と情報開示

環境方針を全従業員に周知徹底するとともに、活動の内容や成果について積極的に情報開示していきます。

省エネの取り組み

百貨店や総合スーパー・食品スーパーの基本照明のLED化やエネルギー効率の高い省エネ設備機器への切り替え促進を行っていくことで、店舗のCO2排出量の削減に取り組んでいます。

照明のLED化

阪急阪神百貨店では、売場照明のLED化を進めており、2018年6月にオープンした阪神梅田本店第I期棟の新築部分の売場天井照明は全てLEDを使用しています。(第I期棟オープン前LED化率29%)

 

阪急阪神百貨店全店 LED照明設置の推移

2016年度 2017年度 2018年度
LED化率 46% 51% 61%
削減効果(前年度比) △41kW △360kW △110kW

環境に配慮した建物「阪急うめだ本店」

阪急うめだ本店が入居する「梅田阪急ビル」は建築物の環境性能評価システムCASBEEで最高ランクS評価の建物となっています。これにより新本店の延床面積は、建て替え前と比べ120%に拡大しましたが、CO2排出量は55%に削減されました。

 

主な事例

  • LED照明の導入
  • 高効率機器の導入(ターボ冷凍機、ガス吸収式冷温水器など)
  • 節電(後方通路の天井照明に人感センサーを設置)
  • 節電(夜間電力を利用した「氷蓄熱システム」により、昼間の電力ピークをカット)
  • 節水(排水濾過装置により、レストランの排水をトイレの流水に使用)
  • 緑化(屋上広場の緑化、店内の壁面緑化)

食品スーパーでの省エネ対策

食品スーパーでは、照明のLED化に加え、冷蔵・冷凍ケースなどの店内設備の省エネ化も推進しています。新規出店の際は、冷気を逃さない扉付き冷凍ショーケースの導入や照明のオールLED化、省エネ制御機器の導入などを基本とし、既存店においても、これらの省エネ機器を順次導入しているほか、放冷防止のため、冷蔵オープンケースの夜間カーテンを設置するなど、細かな省エネ対策にも取り組んでいます。

排出権を活用したCO2削減

イズミヤでは、有料レジ袋の収益金やお客様参加型懸賞キャンペーンの実施、排出権付PB商品の販売等により、排出権を購入してCO2を削減する取り組みを行っています。2018年度は、宮城県や岩手県をはじめとしたクレジットを購入し、日本政府へ無償譲渡しました。

2018年度 排出権購入量

1,190t(前年1,189t)

容器・包装資材削減への取り組み

当社グループは包装資材の見直しを適宜実施し、素材の軽量化や環境に配慮した包装資材の利用に取り組んでいます。現在はレジ袋の有料化など、お客様へご協力もお願いしながら、包装資材の削減に向けた取り組みを推進しています。

食品スーパーにおけるレジ袋削減の取り組み

イズミヤ及び阪急オアシスではマイバッグ持参を推奨し、一部の店舗ではレジ袋の有料化を実施しています。 2018年には「北摂地域(※)におけるマイバッグ等の持参促進及びレジ袋削減に関する協定」を締結し、イズミヤと阪急オアシスを含む9事業者が、2018年6月より北摂地域の店舗においてレジ袋の無料配布を中止しました。

※北摂地域:吹田市、豊中市、高槻市、茨木市、摂津市、箕面市、池田市、能勢町、島本町、豊能町

マイバッグ持参率
(2018年度)
レジ袋有料店舗数
(2019年6月時点)
イズミヤ 55.4% 24店舗
阪急オアシス 61.8% 41店舗

包装資材の見直し

阪急阪神百貨店では包装資材のアイテム数を従来より60%削減するとともに、ポリ製品の種類の削減、手提げ紙袋のサイズ見直しや薄肉化、食品レジ袋の薄肉化を実施し、使用量削減にも取り組んでいます。また、お中元・お歳暮ギフトでは、簡易包装へのご協力をお客様にお願いするなど、適正包装を推進しています。

容器回収による資源の有効活用

イズミヤ及び阪急オアシスでは、食品トレーや牛乳パック、ペットボトル、アルミ缶などの回収を行っています。回収されたトレーはリサイクル業者で再生され、その再生トレーを購入し再利用しています。イズミヤでは食品売場(農産・畜産・水産・日配・惣菜)の使用トレーのうち、約41%で再生トレーが使用されています。

リサイクルへの取り組み

食品廃棄物のリサイクル

阪急阪神百貨店、イズミヤ及び阪急オアシスでは、店舗で排出される食品廃棄物発生の抑制に加えて、廃棄物を燃料や飼料へとリサイクルする取り組みを推進しています。イズミヤ桂坂店では、店舗で発生した食品廃棄物等を飼料化し、それらで生産した鶏卵を店舗で販売するリサイクルループに取り組み、経済産業省・農林水産省・環境省の認定を受けています。

食品リサイクル率
(2018年度)
阪急阪神百貨店 61.6%
イズミヤ 29.7%
阪急オアシス 38.2%

「循環型社会への対応」を目指したリサイクル事業

カンソーでは「循環型社会への対応」を目指し、リサイクル事業を行っています。カンソーの津守エコセンターでは、グループ会社や他社より納入された発泡スチロールを粉砕・溶融・板ブロック化し、また、各店でお客様より回収した飲料缶・牛乳パックなどをプレスするなどして、それぞれ再資源化し、リサイクルしています。また、紙・期限切れ重要帳票などのリサイクルもしています。津守エコセンターは、ISO14001の認証も取得し循環型社会への取り組みも行っています。

お客様への啓発活動

イズミヤでは、6・10月を環境への取り組み強化月間「エコ月間」として、イズミヤのお客様や近隣の子ども達への啓発活動を行っています。

エコ学習会や環境啓発イベントの開催

近隣の子ども達に自然・環境の大切さを伝える「エコ学習会」を開催し、イズミヤの環境への取り組みを、実例を交えてお伝えしています。

2018年度エコ学習会

開催回数82回

参加人数 4,795人


また、2019年5月には、イズミヤと阪急オアシス、全農パールライス共同企画の食育イベントとして、富山県でお子様と一緒に田植えを体験していただく一泊二日のバスツアーを実施、15家族にご参加いただきました。

お取引先とともに「エコツアー」を開催

お取引先にご協力いただき、リサイクル工場や製造工場の視察を組み入れた「エコツアー」を開催し、お客様に楽しみながら環境への関心を高める機会を提供しています。

京都エコツアー(月桂冠大倉記念館+イズミヤ八幡店)
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京都エコツアー(月桂冠大倉記念館+イズミヤ八幡店)

全国的なCO2削減活動への参加

日本百貨店協会との取り組み

日本百貨店協会では、地球温暖化防止のため、政府が推進する地球温暖化対策を促す国民運動「COOL CHOICE(クールチョイス)」に賛同し、全国の百貨店で「COOL BIZ」(適正な冷房温度の設定)を実施しています。当社グループの百貨店においても、5月~9月までの5ヶ月間は、店内の冷房温度を1~2度上げ、CO2削減に取り組んでいます。

「環境省CO2削減/ライトダウンキャンペーン」「100万人のキャンドルナイト」等に参加

阪急阪神百貨店では、「環境省CO2削減/ライトダウンキャンペーン」や「100万人のキャンドルナイト」など全国的なCO2削減活動に参加しています。大阪・梅田地区の「100万人のキャンドルナイト」では、阪急うめだ本店、阪急メンズ大阪、阪神梅田本店の外壁サインの照明を消してCO2削減に貢献しています。

グループ企業のCSR