関西エリアを中心に、百貨店、食品スーパー、商業施設、専門店やコンビニエンスストアなどを展開しています。
店舗数:2023年6月30日現在
(株)阪急阪神百貨店は、「阪急百貨店」を関西地区で7店舗、関東地区で3店舗、九州地区で1店舗を展開し、「阪神百貨店」を関西地区で4店舗運営しています。価値創造とオンライン・オフラインの融合推進により、「お客様の暮らしを楽しく 心を豊かに 未来を元気にする 楽しさNo.1百貨店」の実現を目指しています。
阪急うめだ本店はモノだけでなく、その背景にあるコト(文化的価値)を提案する「劇場型百貨店」として2012年にグランドオープンし、当社グループのブランドイメージを発信。国内外を問わず広域からの集客を牽引し、西日本最大の売上を誇る地域一番店です。
阪神梅田本店は「毎日が幸せになる百貨店」として2022年4月に全館グランドオープン。お店の魅力を伝える「ナビゲーター」がお客さまとつながり、ファンコミュニティの確立を図っています。
神戸阪急・高槻阪急のリモデルなど、リアル店舗の磨き上げにより幅広いお客さまとリアル・デジタル双方でつながる独自のOMOスタイルの構築を進めています。
阪急百貨店 | 11店舗 |
阪神百貨店 | 4店舗 |
当社グループは「食」を重要な分野と捉え、製造・加工から食品スーパーでの販売まで、「食」に関連する一連の事業を展開しています。
「イズミヤ」は、関西エリアで96店舗(カナート(株)、(株)エイチ・ツー・オー 商業開発の店舗を含む)展開し、安全で安心な商品とサービスの提供を通じて”ええもん安い”を追求しています。
「阪急オアシス」は、「専門性」「ライブ感」「情報発信」をキーワードとした店づくりを行い、京阪神エリアで77店舗展開しています。
2023年4月に合併、誕生したイズミヤ・阪急オアシス(株)は、両スーパーを運営する事業会社です。これまでも両者の特性を生かしながら、商品管理やオペレーションの統合を進めてまいりましたが、合併により、さらなる経営の意思決定の迅速化と事業基盤の強化を図ります。
また、(株)関西スーパーマーケットは、兵庫県・大阪府・奈良県に「関西スーパー」を63店舗展開しています。毎日の食生活をより豊かにするために鮮度と品質にこだわり、お求めやすい価格で商品を提供し続けています。
さらに、惣菜や弁当、パン、乾物など食品スーパーや百貨店で販売する食品の製造も自社で行っており、より効率的かつスピーディーに商品を提供できる体制を整えるとともに、(株)阪急キッチンエール関西では、食品の個別宅配サービスを行っています。
イズミヤ※ | 96店舗 |
※カナート(株)、(株)エイチ・ツー・オー 商業開発が運営する店舗を含む
阪急オアシス | 77店舗 |
関西スーパー | 63店舗 |
製造会社 | 5社 |
食品宅配 | 1社 |
ショッピングセンター(SC)の運営や、ビルメンテナンスサービスの提供など、商業施設の開発、運営、管理に関連する事業を展開しています。
(株)阪急商業開発では、「洛北阪急スクエア」など、立地やターゲットに合わせたSCの開発と運営を行っています。
(株)エイチ・ツー・オー 商業開発は、イズミヤの総合スーパーのSC化を進め、収益力を高めるとともに、「地域との絆」を深める活動を推進しています。
また、(株)大井開発は東京でホテル「アワーズイン阪急」を経営しています。
コンビニエンスストアの運営、コスメ、家具、ペット用品の販売など、小売を中心にさまざまな業態開発に取り組んでいます。
コスメと雑貨のセレクトショップ「フルーツギャザリング」を展開するエフ・ジー・ジェイ(株)など、当社グループ外の商業施設にも出店できる専門店ビジネスの拡大を図っています。
当社グループが「ドミナント化戦略」を掲げる関西商圏は、約2,000万人の人口を抱える大都市圏であり、海外からもアクセスしやすい地域です。
阪急百貨店と阪神百貨店が両本店を構え、再開発が進む国内有数の商業激戦区である大阪・梅田エリアを拠点に、コア事業である「都市大型商業」の百貨店と、「食品事業」の食品スーパーや「商業施設事業」のショッピングセンター(SC)など、合わせて約250店舗を展開しています。これら事業の磨き上げと強化を図ることにより、関西におけるマーケットシェア拡大を推し進めています。