当社グループのコミットメント

エイチ・ツー・オー リテイリンググループは、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)を、関西地域と共に成長し、未来を創造する絶好の機会と捉えています。 長年、関西地域のお客様に支えられてきた私たちだからこそ、地域への貢献は私たちの使命です。万博を単なる一過性のイベントとして終わらせるのではなく、その先の未来を見据え、地域社会と共に「いのち輝く未来社会」を創造したいと考えています。


そのために、当社グループでは「TEAM EXPO 2025」プログラムの共創パートナーとして、地域社会との連携を深め、サステナビリティ経営方針に掲げる「地域の絆」「地域のこどもたち」「地域の豊かな自然」をテーマにした取り組みを推進します。当社グループは、長年、関西地域を中心に事業を展開し、そして地域に育てられてきました。大阪・関西万博を通した多様な取り組みを通して会期終了後も引き継がれるソフトレガシーを当社グループ内はもちろん、連携する自治体・企業・NPOとも一体となり創出し、地域と未来をつないでいきたいと考えています。


私たちは、地域社会の一員として、万博の成功に貢献するとともに、持続可能な社会の実現に向けて、これからも積極的に取り組んでまいります。

「想うベンチ ―いのちの循環―」プロジェクト

当社は2021年より、大阪府との連携協定に基づき「大阪 森の循環促進 プロジェクト」を進めています。長期的な視点に立ち、大阪府内産の木材を地域で活用して需要を創出するとともに、森や木を知り、ふれる機会の提供によって関係人口の拡大を目指しています。

 

その一環で取り組む「想うベンチ ―いのちの 循環―」プロジェクトが、2023年に大阪・関西万博の運営参加特別プログラム「Co-Design Challenge(コ・デザインチャレンジ」に採択されました。3名のデザイナーが大阪府内産の木の個性を生かして製作した16台の「想うベンチ」を、会場の象徴「大屋根リング」内にある「静けさの森」ゾーンに設置しました。連日、来場者の方々に憩いのひとときをご提供しています。

 

会期終了後も府内に移設し、地域の人々が絆を深め、「いのちの循環」に思いを馳せる場にしたいと考えています。

「PASONA NATUREVERSEパビリオン」に協賛

当社は、株式会社パソナグループ(東京都千代田区)が大阪・関西万博に出展する「PASONA NATUREVERSEパビリオン」に協賛します。

 

当社は、パソナグループが「NATUREVERSE」に込めているWell-beingな社会、誰もが心豊かにイキイキと活躍する社会づくりに共感し、今回の協賛に至りました。これは、当社のグループビジョン「『楽しい』『うれしい』『おいしい』の価値創造を通じ、お客さまの心を豊かにする暮らしの元気パートナー」と、地域社会の健全で持続的な発展を目指すサステナビリティ経営方針に通ずるものです。

 

また、両社はこれを機に包括業務提携を行いました。会期終了後も多様な分野での共創を目指し、各種プロジェクトが始動しています。

「ジュニアSDGsキャンプ」でワークショップを開催

当社および株式会社阪急阪神百貨店は、万博の未来社会ショーケース事業「グリーン万博」のうち、「ジュニアSDGsキャンプ」に協賛・参加しています。

 

「ジュニア SDGsキャンプ」は、小学生から高校生までの方が SDGsや環境問題について自ら主体的に考え、 国際交流や行動・態度変容につながる ESD(Education for Sustainable Development:持続可能な開発のための 教育)実践の場を目指しています。

 

当社では、サステナビリティ経営の重要課題(マテリアリティ)の重要テーマのひとつに、「地域の『子どもたち』を育む」を掲げることから、同キャンプの趣旨に賛同しました。ワークショップを通して、子どもたちに環境保全の重要性を伝え、未来を考える場を提供します。

「HANKYU こどもカレッジ」ウミガメプロジェクト~ウミガメふれあい体験&トークショー~

第 1 弾は 5 月 31 日、株式会社阪急阪神百貨店がNPO法人日本ウミガメ協議会ほか各者のご協力のもと開催しました。午前・午後の2回とも満席のご予約をいただきました。

 

会場のサステナドームには、もうすぐ2歳のアオウミガメ1匹とアカウミガメの赤ちゃん2匹が登場しました。まずはクイズをまじえながら、ウミガメの生態や環境について学びました。生き物が大好きなお子さまが多く正解が続出、質問コーナーでもたくさんの手が挙がりました。

 

みんなで一緒に「私たちがウミガメを守るためにできること」を考えたあとは、お待ちかねのふれあいタイムです。「かわいい!」「思ったよりかたいね」と笑顔がいっぱい! 楽しく有意義な時間を過ごしていただけました。

大阪の森の木でスプーンをつくろう

大阪・関西万博の運営参加特別プログラム「Co-Design Challenge(コ・デザインチャレンジ」に採択された「想うベンチーいのちの循環ー」プロジェクトの一環で開催しました。

 

6月21日、NPO法人木育フォーラム理事長の米地徳行さんを講師に、ワークショップが始まりました。木にまつわるクイズでは、チームごとに8種類の木材が配られ、目で色や年輪を確かめたり、手で重さを感じたり、においをかいだりして、答えを探しました。また「木を使う」「森を手入れする」ことの大切さも学びました。


そして、いよいよスプーンづくり。スプーン状にかたどった大阪府の森の間伐材をサンドペーパーでお好みの形に削っていきます。最後に、クルミの油をしみこませて完成! 世界で一つだけのオリジナルスプーンを愛おしそうに持ち帰るお子さまたちの姿が印象的でした。

 

「ウーマンズ パビリオン」でトークセッションを開催

7月5日、株式会社阪急阪神百貨店が「SDGs未来都市」の岡山県真庭市と、大阪・関西万博の「ウーマンズ パビリオン in collaboration with Cartier」でトークセッションを開催します。演題は、「人と自然が活きて、生きる『GREENable(グリーナブル)』―真庭市(岡山県)が阪急阪神百貨店と取り組む地方創生―」です。

 

「GREENable」は、地域が持つ豊かな自然や、資源を大切に使い切る文化に、阪急阪神百貨店が培ってきた知見や感性を掛け合わせて「人と自然が共生する洗練されたライフスタイル」を提案する「コミュニティ・ブランド」です。この地域ブランディングの共創チャレンジを真庭市以外の地域にも広げ、新たなパートナーとともに自然共生ライフスタイルの輪を広げたいと考えています。

 

トークセッションでは、同市の太田昇市長と阪急阪神百貨店の山口俊比古社長、および両者の実務担当者が、 「GREENable」の誕生のきっかけから、共創チャレンジの経緯、ともに目指す将来像までをお話しします。

 

※午後1時より開催。ご参加には入場チケットとご予約が必要です

大阪の美味をお届け 「フードトラック」を出店

株式会社エイチ・ツー・オー 商業開発は、「EXPO フードトラック」に自社フードトラック 2台を出店しています。大屋根リング内「静けさの森」北側エリアで営業中です。

 

「大阪産和牛の牛肉どまん中丼」「多国籍!タコ焼きロール」など、大阪府内で生産された「大阪産(もん)」を中心に、日本各地の食材を活用した多彩なメニューを季節ごとに提供しています。ご来場の方々に日本の食の豊かさを感じていただきながら、万博を盛り上げています。

デジタルサイネージで万博をPR

株式会社阪急阪神百貨店は、大阪・関西万博の「PRサプライヤー」です。阪急・阪神両本店、神戸阪急、博多阪急、阪急メンズ東京では、店内に掲出するデジタルサイネージを活用し、広報・プロモーション事業に協力しています。

 

また、株式会社大井開発が運営するビジネスホテル「アワーズイン阪急」(東京都品川区)でも、館内のデジタルサイネージでPRに貢献しています。